核家族が都内で子育てをするには・・・③

前回の記事では、産後休暇と育児休業について書きましたが、

今回はその産休中のお金についてのお話です。

 

 

 

まず、産休中は職場で加入している健康保険から「出産手当金」が給付されます。

金額は、日給の2/3×産休日数となります。

(日給とは月給を30で割った金額で、標準報酬月額によって算出されます)

 

 

 

ところが、うちの会社の場合は土建国民健康保険組合に加入していて、金額が異なってきます。

土建国保の場合、国保の種類が法人A~C種、第1~5種の8種類にランクがわかれていて、

常時、会社に勤務している従業員は第3種にあたり、

その内、25歳以上~30歳未満は第4種

25歳未満は第5種にあたります。

それぞれのランクで受け取れる日額が違って、

30歳以上の場合は日額¥4,400-です。

 

これを産前6週間、産後8週間として計算すると¥431,200-が受け取れます。

 

 

 

一般的な社保で受け取れる金額と比較してみました。

毎月の交通費込みの額面給与が20万円とした場合、上記と同じ条件では

¥435,806-となりました。

(額面給与19万円の場合¥413,560-)

 

 

建設業界で30代~40代くらいの女性は額面給与20万円くらいが平均なのでしょうか?

 

 

この出産手当金の金額ですが、傷病手当と同じ金額になっています。 

 出産でもケガや病気での入院でも1日にもらえるのは¥4,400-。

社保では交通費込みの額面給与で計算するので、給料が上がれば上がるだけもらえる金額が上がります。

ただし、土建国保の場合は給与に関係なく保険料はランクごとで一律なので、 

病気やケガしないよ!!って人には良いのかも。

 

 

 

 

次回は育休中のお金のお話です。